ロングツーリングの必須アイテム
バイクに乗る理由は様々だと思いますが、もしも"バイクで旅をすること"が目的の一つなら、ハードケースの装着がオススメです。
ツーリングバッグなどに比べて高価ですが、それに見合った堅牢性と防水性があり、荷崩れの心配もなくなります。さらに、鍵がなければ取り外すことも開けることもできないので、荷物を搭載したままバイクを離れることができ、旅先での機動力が増すのも大きなメリットです。
キャンプツーリングの際の大量の荷物も、トップケースとサイドケースに振り分ければ十分に対応可能。さらに、タンデム時に後部座席の背もたれ代わりになって安心感が倍増するという利点もあったりします。
メーカーの選択
バイク用のハードケースを装着したいと思った場合、大まかに次のような選択肢があります。
- メーカー純正ハードケース
- 高級ツアラーに多い。BMWなど。
- 社外品のハードケース
- GIVI、クラウザーなどの輸入品が日本国内で入手可能
- 自作ハードケース
- 北海道ツーリングの時に何度か見かけたことがありますが、庭に置くような巨大プラスチックケースを搭載しているライダーも存在します
A-RANKERSでは、全員がイタリアGIVI製のトップケース・サイドケースを選択し、装備しています。16〜52リットルまでの様々な容量、バイクの車体色に合わせて選べる何色かのラインナップがあり、車種別のフィッティングも豊富に用意されていることが魅力です。
容量の選択
GIVIケースは、ツアラー向けに推奨されているモノキーケースと、キャリアを標準装備している車両に手軽に取り付けられるモノロックケースに大別されます(詳しくはリンクを参照)。いずれにしてもロングツーリングに使うのであれば、大きめのものを選択することをオススメします。トップケースの場合は大きすぎて困ることはあまりないからです。
A-RANKERSでは、最大容量52リットルを誇るE52"MAXIA"シリーズ、あるいは2番目に大きい46リットルのV46シリーズのどちらかを装備しています。
←フルフェイスヘルメットが2個入るサイズです(写真はE52。V46は一回り小さいものの、しっかり2個入ります。)
以下に、E52"MAXIA"の使用例を紹介してみます。
一週間の北海道ツーリングの例。着替えと精密機器を入れ、テントなどはサイドバッグへ。
一泊ツーリングの例。着替えや雨具に加えて、宴会用の焼酎とお土産もしっかり格納。
日帰りツーリングの場合。集合場所まで朝ご飯のベーグルを運搬中。
ZR-7Sのマフラーも運べちゃいます。もちろん一升瓶もOK!
フィッティング
モノキーケースの装着には、ベースプレートと、車種別専用設計のフィッティングが必要トップケースのみの装着またはトップケース+サイドケースの装着をするかによって以下の二つから選ぶことになります。
SINGLE装着:モノラック
GIVIトップケースのみを装着する際のベースプレートと車種別専用設計のフィッティングの組み合わせ。
写真のZZ-R1100Dの場合、ベースプレートとフィッティングの組み合わせで一万円ちょっとで購入できます。
TRIPLE装着:ウイングラック
トップケースに加え、左右にサイドケースを装着できるのがこのウイングラック。トリプル装着の必要がない場合はトップケースのみで使用することも多いですが、ケースがついていない状態でのデザインもなかなかいい感じです。
トリプル装着を実現!
GIVI最大容量のトップケースとサイドケースを組み合わせ、合計134リットルを実現するMAX積載状態。ライダーとパッセンジャーを乗せ、いつでも好きなところへ旅に出ることができる究極の翼がここにあります。
トップケース
E52 "MAXIA"シリーズ
GIVIケースラインナップ中最大容量52リットルのハードケースであるE52"MAXIA"。
ただ大きいだけでなく、ハイマウントストップランプをダブルで配置、キーをひねると飛び出すハンドルなど、素敵な装備を備えています。
定価は5万円超えとかなり高価ですが毎回のツーリング、特に数日間に渡るロングツーリングには欠かせない装備になっています。
キーをひねり、ハンドルを出したところ。
ケースにステッカーを貼り、オリジナリティを出すのも楽しいです。
V46シリーズ
モノロックケースのラインナップ中、E52に次ぐ容量を持つケース。
4連のストップランプが精悍です。
V46(シルバー)モノラックを使った装着例
旅を重ねるごとにご当地ステッカーも増え、かなりステッカーチューンが進んできました。
サイドケース
GIVIの現行ラインナップにあるサイドケースは二種類。ARSでは一台ずつ装着例があるので紹介していきます。
E41シリーズ
GIVI製品による最大積載量を実現するための大型サイドケース。片側41リットルの容量を誇り、それぞれフルフェイスヘルメットが2つ格納可能、トップケースと合わせて6つ運搬できることに!ロングツーリング向けの荷物も楽々搭載できることは言うまでもありません。
キーレスエントリーという謳い文句通り、ダイヤルで暗証番号を合わせて開閉することも可能。
北海道ツーリングでのワンシーン。エゾシカのマスコットを装着!
E21シリーズ
片側21リットルというE41の約半分の容量ながら、底面積が少ない設計なので高さと前後幅がそこそこ確保されており、意外といろいろな荷物が入って便利。
トリプル装備状態。ネットを用いて、サイドケースの上に荷物を追加することも可能。
トップケースに入りきらない荷物を追加。一泊ツーリング程度なら、+21リットルで解決することもよくあります。
走行性能への影響
ハードケースは、コストの面さえクリアできれば非常に利点の多いアイテムだと思います。あえてその装着によるデメリットとして考えられるのが、スタイルと重心の変化です。
スタイルの変化は好みの問題もあるので難しいところですが、最近のケースはなかなかデザインもよく、一昔前のようにバイクに箱がついている=格好悪いというイメージはなくなってきていると思います。
スタイルの変化
ハードケースを装着して以来、沢山の荷物を積んで北海道や九州などにロングツーリングをしてきました。
ケースがあることで空気抵抗は増えているはずですが、そのために直進安定性が低下したり、横風に煽られやすくなったりといった悪影響は特に感じません。
むしろ、荷物が風で飛ばされる心配をしていた頃よりも安心して高速クルージングを楽しめるようになったと言えます。
重心の変化
ハードケースは、リアシートよりさらに後ろの高い位置に取り付けるため、重心の変化はかなりあります。加速時にはリアの沈み込みの大きさが気になり、ワインディングでマシンを左右に操る時も重心の高さを感じます。
タンデム時やサイドケースを併用する時はさらに重心の変化を受けるので、サスペンションを固めにセッティングすることが必須です。
GIVIスペシャルサイト:ケースラインナップ